キャットフードのピュリナワンとロイヤルカナン

人気のあるキャットフードのピュリナワンとロイヤルカナン

キャットフードピュリナワンロイヤルカナン

 

ロイヤルカナンは病院ですすめている療養食ということもあって、キャットフードの中でも人気があります。
一方でピュリナワンはドラッグストアやスーパーでも買えるキャットフードとして人気があります。
ほかにも、ヒルズ、アイムス、ナチュラルチョイスなどがありますが、差別化されているのがピュリナワンとロイヤルカナンです。

 

・ピュリナワン・・・お店で買えるプレミアムフード
・ロイヤルカナン・・・病院で買える療養食

このような位置づけとなっています。

 

でもとくに病気をしていない猫にとっては、「ピュリナワンとロイヤルカナンどっちがいいの?」となってしまうでしょう。
尿路結石になっていない猫が選ぶキャットフードとして、2つの商品を比較してみました。


ロイヤルカナンは療養食

キャットフードピュリナワンロイヤルカナン

キャットフード市場でもロイヤルカナンの人気が高いのは、病院ですすめられる療養食だからです。
獣医さんが推奨するキャットフードとなれば、飼い主さんの多くは「猫のために作られた良いフード」と思ってしまうのは当然のことでしょう。

 

しかし、動物病院とロイヤルカナンが提携している割合が高く、「病院にとってうま味がある」ともいうことができます。
病院に置くことで飼い主さんが買ってくれて、病院にキックバックがある仕組みですね。
そういう面を考えると、必ずしもロイヤルカナンがいいとは言えなくなってしまいます。

 

ロイヤルカナンが選ばれる理由

ロイヤルカナンの本社はフランスにあります。
ヨーロッパ各国はペットフード業界の基準が高いことでも知られています。

 

ロイヤルカナンも例外ではなく、国際標準化機構(ISO9001、ISO14001)で定められている基準を満たすフードです。
国際標準化機構の基準では、原材料から最終製造まで品質を厳しくチェックします。
環境にも配慮しているため、地球にも優しいのです。

 

さらにすべての商品には、追跡調査のための印字がされているため、その商品がどこで製造され、どんな原材料を使っているのかわかります。
海外ではキャットフードにそれだけ厳しい管理をするのは当たり前なのですが、日本ではまだまだキャットフードの基準が甘い状態です。

 

そういった意味から、「海外のキャットフードは安心」と思う飼い主さんが、ロイヤルカナンを選んでいます。

 

尿路結石対策のフードの人気が高い

「猫のオシッコが出なくなった」「尿に血が混じっている」そんなときに病院に行くと、多くの場合は膀胱炎や尿路結石です。
猫はもともと尿路結石になりやすい性質があって、ドライフードばかり与えていると水分が不足して、オシッコが出なくなってしまいます。

 

まだ尿路結石で詰まっていない状態なら、抗生物質を数日飲むことで治療は可能です。
しかし、一度尿路結石になった猫は、オシッコのPH値が適切ではないため、尿路結石対策のキャットフードを継続して食べ続ける必要があります。

 

そこで登場するのが、pHコントロール1。
ミネラルの量を調節し、尿中のストルバイトを尿と一緒に排出しやすくします。
膀胱炎やストラバイト量が改善していけば、pHコントロール2などの商品に変えていき、長期間継続する必要があります。

 

米、コーンフラワー、肉類(鶏、七面鳥)、動物性油脂、豚タンパク、コーングルテン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、加水分解動物性タンパク、魚肉、植物性繊維、ビートパルプ、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、グルコサミン、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン)、ミネラル類(Cl、Na、K、Ca、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

原材料を見てみると、お米やコーンフラワーなど穀物がメインであることがわかります。
pHコントロール1のたんぱく質量は、32.9gです。

・たんぱく質
・炭水化物
・食物繊維
・ビタミン
・ミネラル

このように猫に必要な5大栄養素を維持しながら、PH値をコントロールし、尿路結石に対応しているのが特徴です。

 

肉類は鶏や七面鳥となっていて、3Dミールや4Dミールのような品質の低い肉は使っていません。
だからこそ、ロイヤルカナンの価格は一般のキャットフードより高いのでしょう。
ひとつだけ気になるところといったら、酸化防止剤です。


それでもロイヤルカナンを止めたほうがいい理由

キャットフードピュリナワンロイヤルカナン

 

安全性も高く、栄養面にも優れ、健康対策もできる。
ロイヤルカナンは獣医さんも療養食として獣医さんが推奨する理由がわかります。
しかし、尿路結石になっていない猫に対しては、ロイヤルカナンを選ばないほうがいい理由がいつくかあるのです。

 

・たんぱく質がメインのフードのほうが猫にとって自然
・製造国が2018年より韓国に移された
・酸化防止剤など添加物が含まれているものを与えたい

この3点の理由からです。

 

たんぱく質メインのフードのほうが猫にとって自然

猫はもともと肉食の動物のため、野菜や穀物のようなたんぱく質の消化は苦手です。
キャットフードの原材料名を見てみて、一番上の左側にある材料が、最も使われている材料となります。
ロイヤルカナンはお米が一番目にきているため、猫にとって消化が苦手な穀物をメインにしていることがわかるでしょう。

 

穀物の割合が高いキャットフードは、消化不良を起こして猫が下痢するリスクがあります。
また、炭水化物は糖質が多く含まれているため、そういったキャットフードばかり与えていると、猫は確実に太ります。
肥満も尿路結石の原因のひとつのため、穀物がメインのキャットフードは猫にとって負担をかけているのです。

 

ロイヤルカナンの製造国は2018年より韓国に

韓国の製造工場の品質が悪いわけではありませんが、やはりヨーロッパ各国で作られているキャットフードや、アメリカのキャットフードと比べると品質が落ちます。

 

とくにヨーロッパは品質の高いキャットフードを販売する国として知られています。
もちろんロイヤルカナンの本社があるフランスも、厳格な検査に基づいたキャットフードを製造しています。
しかし、それが韓国の製造に移るとなると、品質が低下する懸念があるわけです。

 

一方で、ピュリナワンはアメリカ製です。
アメリカはAAFCO(米国飼料検査官協会)という独自の基準があって、厳密な検査をクリアしないと商品を販売することはできません。
韓国製に変わるロイヤルカナンと比べて、アメリカ製のピュリナワンは品質が高いといえるのではないでしょうか。

 

酸化防止剤など添加物が含まれていないものを選びたい

ロイヤルカナンには酸化防止剤として、BHA、没食子酸プロピルが含まれています。
とくに問題となるのが、BHAです。
プチルヒドロキシアニソールとも呼ばれる成分で、発がん性が指摘されています。

 

最近猫に増えているのが、がんによる死亡です。
猫の場合は腎臓病も注意しなければなりません。
我が家の猫も尿路結石になりロイヤルカナンのPHコントールを長い間与えていましたが、年齢の影響もあったのかがんで死んでしまいました。

 

ロイヤルカナンに含まれるBHAが直接の原因とはいえませんが、愛猫にはできるだけ発がん性物質が含まれていないキャットフードを与えたいですよね。
BHAは微量のみ含まれているのですが、やはり体が小さい猫に与えるのは気になります。

 

一方で、ピュリナワンはBHAを含んでいません。

コーングルテンミール、とうもろこし、チキン、米、小麦粉、油脂類(牛脂、大豆油)、卵、たんぱく加水分解物、カゼインナトリウム、ホエイパウダー、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、アミノ酸類(リジン、タウリン)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、酸味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

 

ミックストコフェロールは天然の酸化防止剤です。
ドライのキャットフードは酸化しやすく、参加した餌を猫に与えるのは、悪くなったものを与えるようなものでしょう。
天然の酸化防止剤は必須なのです。

 

ミックストコフェロールはビタミンCやビタミンEなどの天然物質を使用しているため、猫に与えるときも安心です。
さらにピュリナワンは、合成着色料も香料も含まれていません。


猫に安全なキャットフードの選び方

キャットフードピュリナワンロイヤルカナン

 

とくに病気になっていない猫なら、ロイヤルカナンの療養食を与える必要はありません。
本来飼い主さんは、猫が病気にならないよう、キャットフードの成分に気を遣うべきなのです。
病気になったから療養食ではなく、それ以前に予防をしてください。

 

たんぱく質含有量が多いものを選ぶ

原材料ではじめに書かれているものは、それだけ多く含まれている材料です。
ピュリナワンでは、メタボリックならたんぱく質含有量が42%以上となっています。
肥満の猫用に低炭水化物にコントロールされていて、猫の消化にも負担をかけません。

 

酸化防止剤のBHAが含まれてないものを選ぶ

国内で売られているキャットフードの類は、酸化防止剤としてBHAが含まれているものが多いです。
猫の健康を考えるなら、ピュリナワンのようにアメリカ製のキャットフードや、ヨーロッパ地方のキャットフードを選びましょう。


ピュリナワンの悪いところ

キャットフードピュリナワンロイヤルカナン

ピュリナワンはキャットフードでも品質が高いのですが、1つだけデメリットがあります。
それは家禽ミールが含まれていることです。

 

Virbac HPMサービスによると、家禽(かきん)とは次のように説明されています。

原材料に記載される家禽(かきん)とはヒトの食用として飼育された鶏や七面鳥などの鳥類のことです。
出典:https://virbac-hpm.zendesk.com/hc/ja/articles/115000422133-%E5%AE%B6%E7%A6%BD%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-

つまり人用に育てられた鶏肉や七面鳥の肉のことで、ミールとは食用として提供できないクズ肉のことです。

 

4Dミールと勘違いされることがありますが、食用に満たさないクズ肉を使っているだけで、病気になった家畜の肉を使っているわけではありません。
ピュリナワンは家禽ミールを使っているからこそ、プレミアムフードのなかでも低価格で提供できているといえます。

 

そもそもピュリナワンはアメリカの厳しい基準を満たしたキャットフードですから、病気になった家畜の肉を混入しているわけはないでしょう。

 

グレインフリーじゃないけど大丈夫?

猫はもともと肉食で、自然界では肉しか食べません。
それを考えると、安いキャットフードの主原料が穀物であることは、疑問を持つしかないでしょう。
安いキャットフードに含まれる穀物で、下痢を起こす猫ちゃんも多いですしね。

 

猫自体も、たんぱく質含有が多いほうが、美味しいと感じるようです。
ピュリナワンのように40%以上のたんぱく質含むものは、食いつきがいいケースが多くなっています。

 

では「グレインフリーにしないのか?」ということでしょう。
ピュリナワンはグレインフリー(穀物不使用)のキャットフードではありません。
4,000円以上もするグレインフリーフードも人気がありますよね。
私がグレインフリーを勧めないのは、「高たんぱく質のキャットフードは腎臓に負担がかかる」この点が挙げられます。

 

キャットフードはできるだけ高たんぱく質がいいのですが、だからといって100%に近い割合でたんぱく質が多ければいいというわけではないです。
グレインフリーのものはビタミンが少ないため、その分ビタミンやミネラルが添加されたものは、ローズマリーで酸化を防いでいるものもあります。

 

それでも、やっぱり適度に高たんぱく質で、無添加のつくりのピュリナワンをおすすめします。
ピュリナワンは2.2kgのパッケージでも、小袋に分けられているため、品質が低下しにくいのもメリットだからです。

 


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